細胞擬人化の中でも秀逸と思しき
「はたらく細胞」
なかなか興味深い漫画*1だと思っていたが、
ついにアニメ化するらしい。
どの小ネタも面白いが、個人的には樹状細胞がnaive cytotoxic T cell(ナイーブキラーT細胞)をエフェクターキラーT細胞に活性化させる方法が好きかな。
アニメではどうなるのやら。
まあ、たしかに、この方法、人でも、活性化、するわな、、、笑
<補足>
出典:http://news.kodansha.co.jp/content/images/201512/555/stamp_06.png
樹状細胞はT細胞(キラーとヘルパー)を活性化させるわけだが...
病原体(そのもの)を標的として働く
↑
抗体産生放出・貪食活性化
↑
同じ抗原をゲットしたB細胞とマクロファージを活性化
↑
naive Th細胞(ヘルパーT細胞)に作用→エフェクターTh細胞に活性化させる
↑
★抗原をゲットした樹状細胞
↓
naive Tc細胞(キラーT細胞)に作用→エフェクターTc細胞に活性化
↓
クローン増殖
↓
働く(細胞傷害:感染細胞の破壊)
実際の漫画では多少このカスケードを崩して描かれてはいるが、なかなかよくできていると思う。